シンガポールの中のリトル・タイランド【Golden Mile Complex ゴールデンマイル・コンプレックス】がおもしろい!

※2019年11月10日最終更新
タイ料理屋さん情報を追記しました。


シンガポールへ越してきた次の週末に行ってみたシンガポールの中のリトル・タイランド、Golden Mile Complex(ゴールデンマイルコンプレックス)。

どんだけタイが恋しいんだよっていう。笑

一つの大きな建物の中がタイ仕様になっているわけですが、かなり面白かったです!ごはんも美味しかったし、1973年に建てられたという建物自体も年季が入っていていい感じ。完全にタイ。かなり癒されました!

アクセス


最寄り駅はMRTイエローラインのニコールハイウェイか、グリーンラインのラベンダー駅。ブギス方面です。

イエローラインからは徒歩約5分。途中まで屋根付きの歩道橋があるので暑さもそこまで感じず◎。

ラベンダー駅からは徒歩約10分ほど。一度歩いたことがあるけれど早々にあきらめ、橋の手前で結局バスに乗りました。笑

バスだとほぼ向かい側に止まるので一番楽です。

マリーナベイ方面からバスで行くと、道の反対側にこんな土色の建物が見えてきます。
「GOLDEN」とデカデカと書いてあるし初めはここがゴールデンマイルだと思っていましたが、地下通路から通り抜けはできるものの、ゴールデンマイルはこのさらに2つ横の建物でした。

こんな外見。

バスで行った場合は、バス停のすぐ近くにゴールデンマイル直結の歩道橋があるので、それで道を渡り、中へ入ります。
歩道橋から見た入口図。

建物内はこんな感じ

入ってすぐこの雰囲気。
あぁ、タイだ。

この作り、MBKっぽい!

建物内の大まかなつくりは、
【1階】雑貨屋さん、八百屋さん、レストラン、美容院など
【2階】タイ食材・雑貨が揃う大きなスーパーとレストラン、服屋さん、クラブ(昼間だからか閉まってました)など
【3階】タイマッサージ屋さん、服屋さんなど。3階は割と閉まっていました。

なぜかムーガタ屋さん(タイ風焼肉)がやたら多かったです。人気なのかな?

タイマッサージ屋さんは何軒かあって、1時間40ドルが相場でした。
薄暗くて怪しい雰囲気。笑

写真だと分かりにくいですが、1階でプアンマラーイ(花輪。お供えやお守りに使われるもの)を作っているお兄さんたちを発見。
ここにはタイの日常がつまっている(^^)

美味しかったタイ料理屋さん2軒

フュージョンタイ料理:SIRIWAN THAI FOOD(シリワンタイフード)

タイ料理屋さんはたくさんあり、繁盛しているお店もいくつかありましたが、メニューを見てこちらのお店に。
2階の真ん中辺りにある「SIRIWAN THAI FOOD(シリワンタイフード)」。場所は#02-79A。

メニューはこんな感じ。
(クリックすると拡大します)

価格はほとんどが6〜10ドル(≒480円〜800円)、海鮮ものは12〜15ドル(≒960円〜1,200円)。日本で食べるタイ料理価格と同じくらいかな。

大好きなプラーガポンヌンマナオ(大きな白身魚のライム蒸し)は30ドル(2,400円)と結構する、、

ビールはタイガーもリオも大瓶が8ドルだったのでリオにしました。氷入り(^^)

お味はザ・タイ料理の味ではなく、タイと中華が混ざったフュージョン料理でした。が、どれもすっごく美味しかった!

注文したのは、
チャーハン(大):10ドル
チャーハンは醤油ベースでニンニクのきいた味。タイのチャーハンではないけど笑、日本人は好きな味。野菜も結構入っていて嬉しい。息子もたくさん食べた。

空芯菜炒め:6ドル
空芯菜炒めもナンプラーベースではなく中華醤油ベース。焦がしニンニク醤油っていう名前で日本にありそうな。これもタイのパックブンファイデーンではないけど、タイと中華が混ざった感じが美味しい!空芯菜の味がしっかりしていました。

サトーとエビの炒め物:10ドル
そしてサトーとエビの炒めもの。サトーとはタイ南部で食される豆のこと。見た目そら豆っぽいですが、シャキシャキしています。独特の強烈な臭いと苦味が特徴などと言われますが、私はよく分からず、、なんとなく銀杏っぽい風味かなぁ?

このメニューは南部料理で、タイではとても辛いんですがここのはそこまで辛くなく、甘みがあってコクがありすごく美味しかったです!

トータル42ドル(≒3,360円)なので約1,000バーツ。雰囲気はないけれど大瓶2本飲んでるし、そこまで高くないかも?

ザ・タイ料理:NANA(ナーナー)

5回以上訪れているザ・タイ料理なお味の店がこちら。
大通りから見て1階の左端にある「NANA(ナーナー)」、場所は#01-51/52。このお店、24時間営業だというからビックリ。

タイで食べていた味そのまま!色々と頼んだけれどハズレなし。テーブルに置いてある紙に書いて注文します。

今までに頼んだ品々(赤○がオススメメニュー)
ソムタム・プーパラー(沢ガニのパパイヤサラダ)︰6ドル
写真左奥のパパイヤサラダ。ソムタム・プーパラーはクセのある味&生の沢ガニが入っているので好みが分かれますが、王道のソムタム・タイやソムタム・カイケム(塩漬け卵入り)などもありました。

ホイクレーン(ミニ赤貝)︰8ドル
ホイクレーンは写真右上の赤貝。タイだと生焼けっぽいのが多くて血も滴っていて、おなかをこわさないかドキドキしたものですが、ここのはしっかり火が通っていて血も滴っておらず、今まで食べたものの中で一番安心して食べれた。笑

チャーハン:6ドル
チャーハンはミニサイズ、しっかりタイの味でした!毎回息子がほぼ平らげる。

シーフード炒め:15ドル
左手前の大皿。シーフード炒めは「Nana Seafood Combination」と表記されていて、たぶんお店のオリジナル。プーパッポンカリーのシーフードミックス版のような味でした。美味しかったけどかなりボリュームがあったし、1回でいいかな。

ガイホーバイトゥーイ(パンダンリーフ包み唐揚げ):10ドル
写真手前の葉っぱに包まれているもの。ガイホーバイトゥーイはタイではキレイめなレストランにしかない上品なメニュー。パンダンリーフをほどいて、中の鶏肉だけいただきます。

味付けはシンプルなことが多いんですが、ここのは鶏肉の中にニンニク、ハーブにバター?がすり込まれていてガツンと味。超上位版のからあげクンのような味(笑)で、とっても美味しいです。これは行ったら必ず注文する定番メニューとなってます!
ヤムウンセン︰10ドル
写真右のスパイシー春雨サラダ。パクチー、セロリ、シーフード全て多めで、辛かったけど箸が止まらない!めちゃうまでした。

パッタイ︰6ドル
写真左の平たい米麺の炒めもの。パッタイもタイの味そのまま。生のもやしとネギがついているのも嬉しい(^^)
◉ トムカーガイ:12ドル
トムカーガイ(トムヤムクンのココナッツスープ&鶏肉版)はちょっと甘すぎたかな。
ラープ・ムー(豚ミンチのハーブサラダ)
写真中央。ミント、パクチーなどハーブたっぷりのラープでした。ラープ好きにはたまらないかも。ちなみにラープのつぶつぶは煎った米粉です。

グリーンカレー︰12ドル
グリーンカレーは程よい辛さ&味に深みがありました。
ガパオライス:6ドル
この数日前、タングリンモールのフードコートで食べたガパオが全然ガパオじゃなくて、無性に食べたくなりガパオ目当てで訪問。甘めの味付けによく効いた唐辛子、ホーリーバジルもたっぷり入っていて大満足(^^)

トムヤムクン︰12ドル
トムヤムクンもハーブたっぷり、しっかり辛くてタマリンドの酸味も最高。めちゃうまでした。
いつも頼んでいた飲みもの。
◉ タイティー︰1.5ドル
タイティーはチャータームー(タイティーの王道ブランド)の味。タイ料理の食後によく合う(^^)

◉ シンハビール︰9ドル
ビールには氷を入れるか聞いてくれます。タイでは高級レストランを除いて、ビールに氷を入れるのが一般的。
この氷を入れる作業が息子が大好きで、いい時間つぶしになってありがたい。

お昼はいつも混んでいますが、席数が多い&長居する人がいないのですぐ座れます。

クレメンティにも支店あり。一度前を通りましたが、ショップハウスの一軒家でした。

タイ食スーパー

2階には大きなスーパーがあります。

キッチン雑貨がずらり。
セラドンなどのタイ食器やソムタムなどを作るクロックヒンという臼まで売ってました(高かったけど!)。

ビールはバラ売りの他にケースでも売っていました。

トムヤムクンセットやこぶみかん、タイ茄子、バジル、ミント、パクチーなどなど野菜にハーブも豊富。

プラートゥーまで!

そしてなぜかベトナム食品コーナーもありました。
リトルベトナムはないのかな?

少し薄暗い雑居ビルにかなり癒されました。定期的に行きたくなるスポットです。

▶ こちらの記事もどうぞ
【「材料が大事」おうちで簡単本場のガパオ&ホーリーバジル探索記 in シンガポール】

場所情報

名前:Golden Mile Complex(ゴールデンマイル・コンプレックス)
住所:5001 Beach Rd
   MRT Nicoll Highway(ニコールハイウェイ)から徒歩約6分
HP:https://www.goldenmilecomplex.sg/


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