親も子供に育てられて成長する。子供を生んで初めて知った4つのこと


今年は雨期がもうやってきたようで、しかも初っぱなからなかなか激しい。

1日3回スコールがあるし、昨夜の雷はあまりの音のでかさに窓ガラスが揺れていた、、!

大きな音が苦手な息子は目をギューッとつむって精一杯の力で抱きついてきます。

そんな息子と接していて最近よく感じることがあるのでまとめてみました。

愛は育てるものであること

もうすぐ3歳を迎える息子ですが、2歳くらいまではもう本当に大変なことの連続で、無我夢中でした。

その時々で可愛い瞬間はたくさんあったけど、可愛いより大変が多かった2年間。白髪もできたし(年?)。

産む前まではこんなに大変だなんて誰も教えてくれなくて、産まれた瞬間からたくさんの愛を降り注ぐものだと思っていました。

でも実際は情緒不安定で泣いたり、ケータイで調べすぎては余計に心配になったり、不安やイライラの方が多かったです。

そんな息子への愛情は、おっぱいを一生懸命飲んでいる時間、必死に食べている姿を横で眺める時間、気を引こうとあれこれしているのが丸見えな時間、伝えようと一生懸命話しているのを聞く時間、、そんな日々の時間が一つ一つ積み重なって大きな愛情へと育ってきたように思います。

産まれ持った性格があること

「三つ子の魂百まで」といって幼少期の育ち方がとても大切であることは有名です。しかしそれは、もう産まれた瞬間から持っているその子の性格の上で成り立つものだということを知りました。

人見知りな子と全くしない子、穏やかな子と動きまくる子、よく泣く子とよく寝る子、その時々の親の接し方や空気感を読み取っている場合ももちろんありますが、みんな自分の性格を持って産まれてくることをようやく理解できました。

以前に子持ちの男性が、子供は「産まれ持った性格が6割、育て方が4割だよ」と言っていて、「言い訳じゃないのーそれ」なんて思ったのですが(比率は逆のように思うけど)。あの時はごめんなさい。

今では息子の個性を見極め、その個性を最大限活かせるよう見守ってあげるのが一番だと思っています。親の理想像を押し付けない。親は子供と周りの間の緩衝材。

好奇心が人一倍強く、気持ちをしっかり主張する超世界の中心にいる息子なので大変なことも多いけれど笑、周りを気にして怒るのではなく、うまく取り持つ役目を果たしたいと思っています。

親のいうことが正しいとは限らない

中学生頃までだったか、私の中では親が100%正しくて、なんでも知っている人生の先生で絶対的な存在でした。

それが一通りのことを自分でできるようになった頃から矛盾や疑問を感じるようになり、親の考えが100%正解ではないことを知りました。

そして自分が同じ立場になった今、親も未熟で精一杯であることを心の底から理解しました。

親の世代はそうしたことは子供には見せないよう育ったのだと思いますが、子供にとって親の意見や日々の態度は大きすぎる道筋。

無限の可能性を潰さないよう、未熟であることは知っていてほしいし、私が「もっとこういう選択肢があることも教えてほしかった(お金、大学など)」と思ったことは学び、伝えていきたいと思っています。

幼少期の自分への気持ち

息子を見ていると「親から愛されたい!」という愛の確認作業がたくさん見て取れます。

息子と接するうちにそんな気持ちが幼い私にもあったことを振り返るようになりました。

そして良い母、良い父だと思っていた両親への満たされていない気持ちがあったことを初めて自分で認識しました。

「もっとこうしてほしかった部分」と「親の好きじゃないところ」、なんとなくぼやーっと思っていたことをノートに書き、文字にして自分と両親を客観視できたことで、「自分自身の嫌いなところ」のルーツみたいなものが分かった気がします。

今まで考えもしなかった当時の私の気持ち(もしかしたら今までフタをしてきた気持ち)を受け止めてあげようと思うようになりました。

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以上4つが子供を生んで初めて知った気持ちでした。

子育ては親育て。まさにその通りだ!


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