【幸せひと息】自宅で本格アイスラテ!必要な道具と作り方まとめ

※ 最終更新 2021年5月15日

暑い日に飲みたくなるアイスラテ。

シンガポールではカフェで美味しいアイスラテが気軽に楽しめる一方、土地・人件費が高いのでこじんまりしたお店が多く、ゆっくりするのは気が引ける。お値段もそれなりにするし(^^;)

というわけで、手動・小型のエスプレッソメーカーで、自宅で本格アイスラテ生活はじめました!

以前は家庭用のエスプレッソマシーンを使っていたのですが、引越しのときにひとつ変圧器を捨ててから使わないまましばらくが経ち。中がカビててもイヤだね、と処分してしまったので(T_T)

でも、エスプレッソマシーンがなくたって美味しいラテが楽しめます(^^)しかも低コスト◎

今回は私が使っているコーヒー道具やアイスラテの作り方をまとめてみました。

アイスラテとは

まずはじめに、

◯ アイスラテ:エスプレッソ+牛乳
◯ ホットラテ:エスプレッソ+スチームミルク(ホットミルク)
◯ カフェオレ:ドリップコーヒー+牛乳(日本の場合)

です。
参考:【カフェ・ラッテ - Wilkipedia】

ラテはエスプレッソがベース。

エスプレッソは、細かく挽いた豆を圧力をかけて短い時間で抽出したコーヒーのこと。
△ 本場・イタリア、駅の立ち飲みコーヒー店で飲んだエスプレッソ

こーんな小さなカップ(1カップ ≒ 30ml)で出てきます。30mlしか入っていないのに砂糖をティースプーン2杯も入れる!でもそれが苦甘くてコクがあって、香り高いダークチョコレートのようなんです。

イタリアのコーヒーはあまりに美味しいので、今までスタバが参入できなかったほど。2018年9月にようやく1店舗目ができたそうな。
【イタリア初上陸! スターバックス、高級店で本場に挑戦 - BUSINESS INSIDER JAPAN】

気合いの入った外観&店内。本場に挑むスタバの本気になんだかワクワク。

話が逸れましたが、エスプレッソを作って、牛乳を入れればアイスラテができます!

以下が必要な道具です。

使うもの

アイスラテを作るのに必要なのは、

【道具】
エスプレッソメーカー
コーヒーミル

【材料】
コーヒー豆 or 粉
牛乳


です。

エスプレッソメーカーとは、小型の湯沸かし器のことで、マキネッタ、モカエキスプレスとも呼ばれています。

コーヒーミルは、豆を挽く道具のこと。

粉コーヒーを使うなら、エスプレッソメーカーさえ用意すれば作れます!

下記は実際に私が使っている王道の道具たちです。

エスプレッソメーカー


▽ ビアレッティ 1カップ用(写真左)

イタリアの老舗・超有名メーカー、ビアレッティ社の1カップ用(30ml)。アルミ製なのでガス専用、IH非対応品です(そもそもサイズが小さいのでIHだと反応しない)。


▽ ビアレッティ 2カップ用

1カップ用が古くなったので、2カップ用を購入しました。濃いめが好き&たっぷり作りたいのでダブル(60ml)を購入!こちらもガス専用です。

値段は1カップ用とそれほど変わらないのでコーヒーの味をしっかり感じたい方は2カップ用がオススメ。


▽ ステンレス製 4カップ用(写真右)

4カップ用。こちらはIH対応品。夫と2人で飲むときはこの4ショット(4杯分の約120ml)を半分こしています。

タイのデパートで買ったのですが同じモノが見つからなかったので、ビアレッティから出ている直火・IH兼用品(当時はなかった!ほしい)を載せました。

*

キッチンがIHの場合、直火式用に小型のカセットコンロを使う方もいます▽
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コーヒーミル

まず豆を買っている理由ですが、これは粉だと香りがすぐに飛んでしまうから

私の実家は粉なんですが、いつ飲んでも美味しいんです。理由は飲む人数が多い&飲む頻度が高く、消費が早いから。

うちの場合は2人だし、飲むのは1日1〜2回、あとは東南アジアの湿気が強敵で、おそろしいほどすぐに湿気って香りが飛んでしまうんです。

香りが飛ぶ心配がなければ粉でOKなので、ミルは不要です。

我が家では、
◯ エスプレッソは電動ミル、
◯ ドリップコーヒーは手動ミル

と分けています。

理由は、
◯ エスプレッソとドリップでは豆の細かさが違うので、レバーの位置調整をわざわざ変更するのが面倒だから。
◯ エスプレッソの方は細かく挽くので、手動だとかなり時間がかかるため。

愛用している電動ミルはこちら▽

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使い方は超簡単で、この容器に豆をいれて、
上部の黒い部分をポットのように押すと自動で挽いてくれる。手を離したら止まります。押し続けるほどに細かくなる。いつも大体12秒くらい押してます(豆の量によって秒数は前後します)。

ちなみにドリップコーヒー用の手動ミルはこれを使ってます▽

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老舗コーヒー器具メーカー、カリタのミル。カリタのミルはどれも形がかわいくて迷ったけれど、2〜3人分の容量が挽けるドームミルを使ってます。

コーヒー豆

お好きな豆で(粉でももちろんOK◎)。
深煎りのものがオススメです。焙煎が弱い&アイスの場合、コーヒーの味が弱く感じるため。

でも、なければまずは手に入りやすいもので試してみても(^^)

授乳中はillyのデカフェと無印のカフェインレス豆にかなりお世話になりました。
無印のカフェインレス豆は本当に美味しくて、授乳が終わった今もカフェインを取りすぎないようにと愛用しています(主にドリップで)。

コーヒーメジャースプーンは感覚で入れられて楽なのであった方がいいかなと。数回使えばどのくらいの量をすくえばいいかわかります◎

コーヒー豆の保存についですが、湿度や酸素に加えて光によっても劣化していくので、保存容器に入れる際は透明などではなく光を通さないものがいいです。もしくは冷暗所に保管が◎

牛乳

お好みの牛乳で。アイスラテの大部分が牛乳で成り立っているので、美味しい牛乳だとその分美味しくなります!

作り方

まずはイメージ図を。
【モカエキスプレス - Wikipedia】より画像をお借りしました。)

上の図のように底に水を入れ、真ん中の底に小さな穴がたくさん空いた容器にコーヒー粉を入れます。

熱することで圧力がかかり、お湯が押し上げられて真ん中のコーヒー粉を通り、エスプレッソが上に上がってくるという、理科の実験のような仕組み。

1. 水を入れる

まずは底に水を入れます。〇で囲ってあるところにネジのようなものがあるのですが、ここのちょい下くらいまで入れます。

これは圧力が高くなりすぎた時に蒸気を抜くための安全弁というもので、通常は作動しません。圧力鍋の蒸気が出るところみたいなイメージ。

2. 挽いた粉をいれる

コーヒー粉を入れます。2カップで14gくらい(はじめだけ測って、あとはメジャースプーンで入れてます)。絶対こぼすのでトレーの上でやると後片付けが楽。

3. 粉をならす

粉を平らにならします。トントンと容器を落としてもスプーンでならしてもOK。エスプレッソマシーンの場合はここでぎゅっと押して圧をかけますが、直火式の場合はならすだけ。理由はぎっしり詰まっていると、うまく上がってこれないため。

少なすぎても十分な圧がかからないので、すりきりか、少しこんもりするくらいが◎

4. 火にかける

上部分をしっかり回し締めて、火にかけます。

火はこれくらい細火。火が強いと水が十分に温まる前に上がってきてしまうのと、取っ手部分が熱くなってしまうため。

矢印の部分からコーヒーが湧き上がってきます。これ見てるの好き。笑

出切ると泡あわになりコポコポという音がするので、すぐ火を止める。

6. 牛乳、氷、砂糖などをいれて出来上がり!

牛乳と氷を先に入れて、氷の上にゆっくりエスプレッソを入れると2層のラテができます。

シロップはお好みで。

お手入れはコーヒーの油分を飛ばさないよう(コーヒーに金属臭がうつらないようにするため)、水洗いのみでいいので楽ちん。
洗剤で洗うのはむしろNG(※すぐさわるとやけどするので、容器が冷めてから洗いましょう)。

注意点やポイントなど参考にしたサイト:
【エスプレッソメーカーの使い方・ご使用上の注意・ここがポイント!- イタリア製直火式エスプレッソメーカー専門店 カフェティエーラ・エスプレッソ】
【よくあるご質問 - イタリア製直火式エスプレッソメーカー専門店 カフェティエーラ・エスプレッソ】

工程が多くて大変そうに見えますが、数回やれば慣れます!科学実験みたいで面白いです。

道具も多いように見えるけど、どれもお手頃価格だし、ひとまずエスプレッソメーカーだけ揃えて、その後気に入れば買い足していってもいいかも。

お店で飲むラテにはかなわないですが(かなったら困る笑)、それでも幸福度が超上がります(^^)

今回はアイスラテについて書きましたが、エスプレッソそのままでも最高に美味しいです(エスプレッソなら是非お砂糖たっぷりで!)。


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