【珍】カンボジアのGrabはトゥクトゥクが手配できる!


シェムリアップ旅行でめっっちゃくちゃお世話になったもの。それは Grab(グラブ)

Grabはタクシーの配車アプリ。タイでもシンガポールでもよくお世話になってます。

カンボジアでも使えたのですが、とっても面白かったのがタクシーや個人車だけでなく、トゥクトゥクが手配できるんです!!

これが鬼便利だったので使った感想をまとめてみました。超快適なカンボジア旅行になりました!

Grabの活躍


2012年にマレーシアにて「My Teksi」という名前で始まったタクシー配車サービス。

現在は配車サービスだけでなく、デリバリーサービスの「GrabFood」、モバイル決済サービス「GrabPay」など、どんどん事業を拡大している勢いのある会社。現在はシンガポールに拠点を置いています。

Grabといえば、2014年にソフトバンクが2億5,000万USドル(約300億円)、2016年にも中国の会社と20億USドル(約2,200億円!)という一般人(私)には想像もつかない金額の出資を行なっています。

さらに今年6月にはトヨタが10億ドル(約1,100億円)を出資。その背景には、トヨタがGrabの取締役会の席をゲット、東南アジアの超渋滞を緩和するために効率的な輸送網を作り、そのドライバーたちの収入増を共に目指していくという素敵な目的が。

以前書いたこの記事↓
【超超快適!子連れチェンマイ観光にはタクシーサービス「 Uber ウーバー」が必須です】
にも追記していますが、2018年4月にUberが東南アジアから撤退したことでGrabの勢いはさらに加速しています。

カンボジアでは2017年12月よりプノンペンにて、そして2018年春先からシェムリアップでトゥクトゥク配車サービスが始まっています。

参考URL︰
【世界中の配車アプリ企業へ投資を加速するソフトバンク 孫正義の狙いとは?- GloTech Trends】
【東南アジアのGrabがトヨタから10億ドルを調達、評価額は100億ドル - TechCrunch Japan】
【東南アジア再大手配車サービス・グラブ(Grab)カンボジアで始動[経済]Business】
【グラブ トゥクトゥク配車サービスを試行開始[経済]】

2種類のトゥクトゥクが配車できる!

配車できるトゥクトゥクには2種類あって、それぞれGrabRemorque(グラブリモーク)、GrabTuktuk(グラブトゥクトゥク)と表記されています。

グラブリモークとはシェムリアップの至るところで見かけるこれのこと↓
バイクに客車がつないであるタイプのトゥクトゥク。

最大4~5人乗れること、スーツケースなどの大きな荷物も運べること、あとは開放的で風が気持ちいいことなどが特徴。

グラブトゥクトゥクはなにかというと、
こんなかわいらしい形の小さなトゥクトゥク。Made in Indiaの新型トゥクトゥクです。

タイのトゥクトゥクは日本で昔走っていたダイハツのものを改造していて、エンジンやパーツは中古部品を使っているため年季が入ってます(排気ガスの問題があり今後電気自動車に変えていくよう)。

対してこのインド製トゥクトゥクは現在生産されているものなので外観もシートもキレイ。
燃費もいいそうな。

だけどむき出しの扇風機(運転席上↓)や、
屋根内側に取り付けてある断熱シートの手作り感がかわいらしい乗り物。

このトゥクトゥクのメリットはずばりリモークよりお値打ちなこと。人数が3人以下で、大きな荷物がなければこちらでOK。

Grabのここが最高

1. 行き先を説明する必要なし

車を呼ぶ段階で目的地を入れているので、ドライバーさんはアプリの道案内に沿って運転していくだけ。

そのためドライバーさんが目的地を知らなくてこちらが説明する必要がないのです。
こんな感じでケータイを座席前において運転しています。

アンコールワットやパブストリートなど有名な場所なら問題ないけれど、決め打ちでこのマッサージ屋さんに行きたい!などの場合、ドライバーさんが知らない場合も多い。

初めて行く場所だと周囲の雰囲気も分からないので、小さなお店なんかは特に見逃してしまったり。Grabを使えばそんな心配なし。超ストレスフリー。

2. 面倒な値段交渉なし

目的地を入力した時点で金額が表示される明朗会計制。
上記のように各タイプの金額が一覧表示されるのでタップして選択します。

ちなみにシンガポールだと、
車のみだけど、タクシーか一般車かだけでなく、何人かでシェアして乗る分一人あたりの値段が安くなる「GrabShare」やチャイルドシート付きの「GrabFamily」など先進国らしい切り分けがあります。

シェムリアップ市内のちょっとした移動は2018年12月時点で4,100リエル(≒1USドル)でした。

トゥクトゥクって値段交渉が面倒じゃないですか。ボラれたり、相場が分かっていても希望金額にならなかったり。

あとは翌日以降の予定を聞かれて毎回誘われたりして、よくしてくれるドライバーさんだと断るのがちょっと申し訳なかったり。

Grabならワンタイムだし、値段も決まっているのでそういうやりとりに時間を取られない&気にしなくていいのが楽!

3. クレジット支払い可能

クレジットカード情報を事前に登録しておけばノーキャッシュ。これが実は一番ありがたい。

タイでもそうだったけど、運転手さんのおつりの持ち合わせが少ないため、小額紙幣を常に準備しておくのが地味に大変!

Grabではあらかじめクレジット情報を入力して支払い方法をクレジットにしておけば現金は必要ありません。

クレジット情報を入れるのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、降車後すぐに事前に登録しておいたE-mail宛にレシートが送られてくるので私は安心して使っています。
こんな内容のメールが毎回届きます。

4.安全&運転が丁寧

カンボジアのトゥクトゥクのドライバーさんは感じのいい人が多い。

その人たちと比べてもGrabのドライバーさんは丁寧だったように思います。いい意味で静かで運転に集中してくれているのがいい。

ドライバーさんの顔、名前、車種にナンバープレートの番号がアプリ上で分かるのが抑止力になっているのかと。

さらに乗車後、ドライバーさんの評価をつけることができ、その情報がアプリ上で共有されているのもでかいかと。反対にドライバーさんも乗客を評価できるのでお互い安心。

リモークのシートも流しや止まっているトゥクトゥクよりもキレイに感じました。

使い方

Grabがスマホに入ってない方はまずはアプリをダウンロード。

登録時に電話番号を入れる必要があるので、自国でアプリをダウンロードしておきましょう。Facebook、またはGoogleアカウント経由でもログイン可能です。

アプリは英語ですが、使い方はシンプル。
GrabカンボジアのHPより)

まずアプリを立ちあげるとこんなふうに近くにいるトゥクトゥクたちの現在地が表示されます↓
(トゥクトゥクのアイコンがかわいい!)

① ひろってもらう場所(現在地)と目的地を入力
② 乗り物のタイプを選択↓

来てくれるドライバーさんが見つかると名前、顔写真、車種、ナンバーなどが表示されます↓
この画面を閉じるとトゥクトゥクの現在地とあと何分で自分たちの場所に着くかがわかります。

あとは乗って目的地へ連れていってもらうだけ。

自分の現在地とトゥクトゥクの位置もアプリ上で分かるので安心。

注意点とポイント⚠

1. インターネットが使えるのが大前提。

GPSの使用やドライバーさんとのやりとりがあるので通信できることが大前提です。

現地のSIMをゲットするか、日本からWi-Fiをレンタルしていく必要あり。

▶︎ シンガポールで入手可能なStarhubのSIMが最高に便利です。
【コンビニで手軽に買えるStarhubのプリペイドSIMが鬼便利!】

2. 現在地は分かりやすい場所に&現在地を再確認

呼ぶときは建物など目印があった方がいいです。目印がないと大体の場所へは来れても出会えない可能性があるし、その場合アプリ上でメールのやり取りが必要になります。

またアプリを立ち上げた時点で現在地がズレていることが何度かありました。

私はズレているのに気付かず、メールのやり取りでなんか話が噛み合わないなぁと、結局建物の写メをアプリ上で送るということがありました。ドライバーさんと合流したあとにズレていたことを知って謝りました(^^;)

現在地は毎回確認した方がいいです。

3. 乗っていないのに乗ったことになってしまったら

呼んだあとに画面をさわっていたら、向かっているはずのトゥクトゥクが画面から消えてしまい、メール宛てにレシートが届きました。

どうやら乗ってないのに乗ったことになってしまったよう、、

1ドルの距離だったので別にいっかと思っていたのですが、お金にシビアな夫から返金申請した方がいいよと言われすることに。笑

カンボジアではアプリ上の「Help」タブでは連絡先が見つからずにHPから発見。連絡先↓
support.kh@grab.com公式HPより)

乗っていないのに支払いが完了してしまった旨を書き、送られてきたレシートを添付した上で移動距離のGPS確認と払い戻しをお願いしました。

するとその日のうちに返事があり、2日後には返金しますと連絡が来ました。対応が丁寧&早くてビックリ!

以上、Grabでトゥクトゥクを手配してみたお話でした(^^)

カンボジアではローカルの配車サービス、PassAppが一般的だったようですが、クレジットが使えるGrabがぐいぐい来ているように感じました。

アジア10ヶ国で共通して使えるGrabはやっぱり強い。旅行がさらに快適になる素晴らしいアプリに感謝!

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